暗くてよく見えなかったけど、いろいろな植物のつたの間をかいくぐって玄関にたどり着く。坊やは先にどんどん走って行った。
家に迎え入れられると、すぐに上がってはだめ、これをみてほめてから出ないと、なあんて言う家人。(ってあるじがいつもブログで言っている妻の呼び名)
玄関の棚の上にいやー、幻想的なランプ。巣のように小枝で作っている中に、何とかかずらだっけ、オレンジの実。中に、明かりがともって、芸術作品でした。
相変わらず素敵な暮らしをしているなあ。

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みなの集合から5,6時間遅れていったので、どちらかというと自分に近い存在の子供たち6人の仲間には入れてもらえず、また、子供の話が花盛りのママたちの仲間にはまた入りきれず、間にふらふらただよっていたのでした。そうね、子供の安全問題が今の一番のトレンドの話なんだね。
そんなにいっぱいの子供が集まるところにいたことがないので、ちょっと手持ちぶたさでした。子供は好きなんですけどね、そのうち一人も肉親がいないのは、立場が違って。

総括を求められ、なんでフツーな私たちが独り者で、個性的な(というか、一癖もふた癖もある!)皆がもう大きな子供を持っているのでしょう?理解できません、と答えました。

でもみなの言うに、フツーなほうが今は珍しいんだよ!と言いくるめられ、人数の多いメジャー陣にはなんとも反論できず。
もしかしてそうかなあなんても思い出していました。。。

フツーというと相対的な言葉なので、自然という言葉に置き換えて考えてみようと思いました。でも、いったい自分の自然な姿ってどれだろう?って考えれば考えるほどわからなくなってきて。
今は別に仲のよい主に独身(だったり結婚して子供がいたりしても一人で行動する)友達たちと一緒にすごしたり、何も不満はないし楽しいのだけど、人生の選択は一つしかできないから、案外向こう側にいってみたらもっと自分にとって自然だったりして、なんても考えたりしました。自分がフツーと思ってやっていることも向こう側ではフツーではなかったりして。

それぞれが作ってくれたり、地元から持ってきてくれた料理がおいしくて、そのうちに暖かい気持ちになってきた、いい夜でした。

犬rururu