今日はビデオでカンダハールを観ました。アフガニスタンからカナダに行っていた女性ジャーナリストが、2ヶ月間難民の手を通じてようやくアフガニスタン、カンダハールに一人残してきた妹からの手紙を手にする。イスラムの厳しい戒律の下では女性として人間として生きることはできないと人生を悲観して日食の日に自殺をするという。戦闘状態にあり、なかなか道行は困難な状態なのだが、いろいろな国から、いろいろな方法であきらめずに帰郷を試みる主人公。
「私は妹のために自由を捨てて帰る」と言っていた彼女も、旅を続けるうち「私は何のために旅をしているのか」と言ったりする。妹のため、と思いながらもそれは表向きの大義名分。自分はこんなに大変な思いをしてまで何をしにいくのかと困難な旅と人生が重なるようになる。
アフガニスタンがどういうところか、わずかですが映画のおかげで空気を感じることができました。たくましく生きるガイドの子供。地雷のせいで足を失い、義足を待つ人々。ときに戯画的に、またシュールに描かれていますが、生きることに毎日向かい合う人々の切実さが伝わってきました。
犬rururu