昨日、日曜日は母親の誕生日企画として奥多摩に両親と一緒に赴きました。
御岳の駅で降り、川沿いを沢井に戻る途中、産地直売所でのらぼうと出会いました。
(写真なく。。。)

産地直売所というシチュエーションに喜んだ私。何せここのところ、井の頭近辺で探したりしていたし。それ以上にその野良坊という言葉に過剰に反応した母。
話によると前日のラジオで野良坊が取り上げられており、なかなか手に入らない野良坊を探す、というような番組で憧れをつのるようなものだったとのこと。
野菜を出す準備をしていたおばさん、あくがなく、茎も甘いよ、と教えてくれました。
私たちにははじめての野菜。ちょっと菜の花のような花がついていて、茎が太いものでした。
一袋100円をそれぞれひとつずつ購入しました。
おばさんの話では、あまりできないので市場に出回っていないとのこと。

そして今朝、ゆでて、でも食べる時間もなく出かけました。お弁当箱もすでに野菜で一杯だったし詰めずに、心残りで。緑が透き通った瞬間に引き上げる時分という佐藤初女おばあちゃんの言葉を胸に刻みながらこのくらいかな、と思いつつゆでたのらぼうはまた袋にいれて冷蔵庫に入れました。

帰ってきて、近頃太り気味の私の食卓は野菜尽くめ。ようやく野良坊にありつきました。

いやー、感動。やはり甘かった。しょうゆをすこーし垂らすだけでもう十分な自然の甘さ。
鰹節がないのを悔やんだのでしたが、まったく要りませんでした。ないほうがいいくらい。そのもののおいしさを味わうのには醤油少しだけでよかったです。
見た目のこわさを覆し、甘い。
かなりの量をゆでたのにぐんぐん食べてしまいました。

ネットで手に入るところを探そうと思い探したところ、いろいろ出てきましたが、その中で近くの西荻にのらぼうという居酒屋さんがあるみたいで。ぜひ、行ってみたいと思いました。のらぼうの味の感動を知っている人のお店。みたいです。

犬rururu