昨日エジプトから帰ってきました。
エジプトから東京へは長い道のりでした。夜中の2時にカイロ空港について4時にまずアムステルダムへ。7時間ほどのトランジットのあと、現地3時半ころ日本に向かう飛行機へ。。
さらに長く感じたのは。。

ほんと、つらかったです。
いきなり尾篭な話で恐縮ですが、いわゆる「エジプト腹」「エジプト下痢」
そういえば、半年前に行った人とのエジプト話を聞く会でも帰ってきて一週間苦しんだ、という話を聞いていたし、現地でもそんな話が出ていたのですが、「そういえば」というくらい他人事として聞いていました。
それがまさか自分に降りかかってくるとは。。

最後の日は最後ということもあり、たくさん食べなんと5食。
朝はワゴン・リーという寝台列車の食事、昼はシュワルマサンド、午後はコシャリ、夜は友人宅でクスクスやモロヘイヤスープ、その後ナイトクルージングでさすがにメインもほとんど手をつけませんでしたが、一通りは口へ。

ということでかなり胃腸は私のあくなき探究心というか単なる食欲に痛めつけられていたことでしょう。クルージングで最後のフルーツを口にしたあたりで、ちょっとおなかが冷えたかな?という感じになりました。

(以下ほんとに尾篭な話。今度エジプトに行かれる方の参考もしくは自分の次回への戒めになれば、となるべく詳細に書いています。)

午前2時前に空港に着くや否やトイレを求め直行。水状の下痢。それまでどちらかというとお通じがままならなかったのでびっくり。
ようやくチェックインした後も2時間ほどの待ち時間トイレに近いベンチに陣取り何度も往復。都合6,7回か。体のどこにこんな水がたまっているのだろうと不思議。途中胃の痛みも強く、冷や汗も出てきました。トイレのチップおばさんも、もうこの人からもらうことはできないとあきらめ、トイレの外に座り込んでいました。

最終のボディチェックを終え、搭乗待合室に入ってからも胃の激痛が治まらずに「もう出るから1,2分で戻ってくるように」と係りの人に言われながら「さて戻れるのか?」と不安なまま外に出してもらう。
そのころになるとさすがにもう何もでないので、おなかの痛みが治まらないまま這うようにして待合室に戻る。。

飛行機ではスチュワーデスさんから薬と白湯をもらい、何度も「良くなった?」と心配してくれて癒されましたが、でも痛みは治まらず。何だか熱が出てきたようでした。

オランダのトランジットでは、7時間もあるので当初外に出るつもりでしたがもちろんそんな元気もなく、ずっとベンチで寝ていました。いよいよ熱が出てきました。ふらふら。
薬も購入。下痢の薬とアスピリン。ゲータレードも。
下痢の薬は後からHPで調べた、エジプト下痢で苦しんだ人のお勧めにもあったロペラミドハイドロクロライドが入っていましたから有効だったでしょう。
ちなみに日本の薬では「マルピー下痢止めS(大日本製薬)」に同じ成分が入っているようです。

日本につくころにはずいぶんとよくなっていましたが、機内では食い意地の張っている私ですら、何も食べられないという悲しい時間でした。いや、時折頼む白湯でさえ、おなかが必ず痛くなるのを知っていて脱水症状を起こさないように無理やり飲んでいたくらいでした。
一度嘔吐し、飛行機を降りました。

帰ってきてからHPで調べたところ、症状はまさに「エジプト下痢」「エジプト腹」。
有効だという抗生物質をあわてて飲み、また整腸のラクトースがあったので飲みました。夜はお粥を食べましたが、やはりちょっと胃が痛みました。でもそのやってくる速度と頻度は前より減っていました。

夜中もおなかが痛くて変な夢を見たり、起きるなりまた胃が痛くなったりしたので不覚ながら仕事を休みました。
でも一週間苦しんだ人がいたというのに私はもう明日には回復できるだろうと思います。

何ともいきなり変な話でしたが、次回への教訓として

薬を飛行機に携帯する
土地の病気にあった薬を携帯(エジプト腹の場合は抗生物質、下痢止め(現地仕様。日本の正露丸は弱い。)、整腸剤)
現地での食べ物、疲れがたまった後半は特に気をつける

久々のアフリカ旅行で、ちょっと油断してました。。
犬rururu