先週後半は初の富士登山挑戦。山
体を鍛えるでもなく、減量するでもなく、準備不充分のまま
その日を迎えてしまいました。

久々の運動は、自分の限界を意識しながらどうやってもって
いくか、まさに自分との対話でした。

4人のメンバー、それぞれがつらい時をすごしましたが、
唯一、初めてで最年長の自分は皆のケアをするどころか、自分
をなだめたり鼓舞するだけで精一杯でした。
ただ脱落しないことだけが責務だ、と思いながら。
ごめんよー。

それでも皆、自分より弱っている人がいればあわせながら
一緒に歩いている姿にうれしい気持ちでいました。自分が
何かをしてあげることはできなかったのですが。。

岩場。10M歩いたらもうぜいぜいはあはあ、お守りの酸素を
吸ったりエネルギーチャージしたりして、ようやくたどりついた
山小屋のあたりでみた風景はとてもきれいでした。

img20070724.jpg

もう、飛び込めそうなくらいの雲海。

日が暮れて友達が呼びよせてくれた。
空にはしん、と、三日月が。

写真には画面を切り取るという制限があるけど、
このときは切り取らずに体全体でかんじた月が
やはりきれいでした。

img20070724_1.jpg


ぜいはあ、と息を切らしながらまだきれいと感じる
心があったのにほっとしました。翌日も昇るぞ。

犬rururu