山小屋での睡眠。よく眠れなかった。寝袋の幅だけしかなくて。両隣の同行の友達にすぐ当たってしまって申し訳なく体を縮める。

夜中12時半に起きだして支度。

本当に上れるのかどきどき。
少しずつ無理せずに行こう!というのは前の日に学んだ。
つらくなる前に友達には悪いけど誘って休んだ。
空を見上げた。満天の星空。なんとも。ご褒美。

調子の悪くなった仲間ともう一人が少し遅れて、それでも休まず上ってくる。
途中途中の山小屋でかなり具合悪くなりながらもきっちり登ってくる。

足を止めると途端に息が荒くなる。
復帰が難しくなる。
ちゃんと酸素を取り入れようと、大げさなくらいの呼吸を自らした。
すーすーはーはー。周りの人は何事かと思ったろう。
でも身を守るために。

たとえ上までいかれなくても、とも思った。
あきらめようかと思った。
でも上でご来光を望むのもやはり捨てがたかった。

ご来光渋滞(登山者の列)の中、その流れについていった。徐々に雲の合間が強いオレンジに。
もう間に合わないのではないかと思った。

でも着いた。何とか着いた。歩き続けるということだけを地道に。
汗が冷えてとても寒くなり、途端に具合が悪くなった。

でもその瞬間だけは。。
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おお、上ってきた。

この前後の日には見られなかったらしい、ご来光を前に一人ひそかに涙があふれた。
完全なる自己満足。ここまであがれた自分に感動。

そしてゆっくりと同行の友達に感謝。
自分は何もしてあげられなかった。自分のハエを追うだけで精一杯。
だのに常に明るく、自分を待ってくれたりしてありがたかった。

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何とか皆が笑って記念写真。
具合の特に悪かった右二人。自分の体調も悪くなりながら支えた左二人。
皆笑えた。

くだりは結構元気に行かれた。
途中で鍛錬不足の筋肉がついてこれなくなったけど、最初は砂の坂道をすべるように楽しく降りていった。
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大きな空と山。
広い視界に、大きな気持ちになれた。
犬rururu