TVで今見た話で恐縮。
鶴瓶、の番組の最後のトーク。一人でゲストについて話すコーナー。
今日のゲストは小林薫(私は好きな俳優さんです!)
その番組のスタッフが駆け出しのころ、小林薫に「新人がんばれよ」と声をかけてもらってそれを心に大切に思っていたということ。
そこで鶴瓶が、声をかけるってちょっと大変なこと。わざわざかけよう、っていう気持ちがないとかけられない、っていう話をした。

そう感じて最後のトークにこの話題を選んだ鶴瓶さんの繊細さと、誰にもがんばって欲しいと思っているという小林薫さんのステキな一面に触れられて、いい時間でした。

それからチャンネルを変えて見た、小栗旬くんの話も心にくるというか、まじめな姿に感動。(私は彼のファンなので贔屓目もあると思いますが。芝居が好き、芝居に対する姿勢がまじめというのが私にはきゅんとくるので)

テレビの娯楽番組だけど、今は心の話が求められていて、実は繊細な役者や芸能人たちはそれを出すことで人気が出たりするのでしょうが。
人気取りだけでなく、その人の本質がでるトーク番組は歓迎です。

ああ、これってリアルな自分の周りでこういう話を話し合える機会に満たされていないということなのかなあ。
俯瞰して見ても、不景気、リストラで働いている一人一人には負担の大きい毎日。ゆっくり自分を見つめたり、友達と心を通わす時間もない、ということでこういう番組が受けるのでしょうか。

バーチャルなトーク番組を見るだけで心を癒している自分は不健全なのかなあ。

犬rururu