今日はお休みで、期限が今日までというチケットを手に
下石神井のちひろ美術館に。

皆さんも知っているだろう、私も子供のころから慣れ親しんで
いる、ちひろさんの水彩とパステルの絵。
トットちゃんの挿絵としての企画でした。
(徹子さんはちひろさんに会った事なかったのですね。
ちょっとびっくりしました。)

あらためて拝見するとまったく後ろ向きなものはなく、
誰がみてもいい気持ちになる絵ですね。
色彩が、対象が、構図すべて。
こどもの純粋な、いい部分を見て描かれた絵に、
自分のこども時代もすべて受け入れてもらったような
癒しを感じました。

幸せな時間。きれいなものをまっすぐに見ていた、それ
だけしかない時間。

印象に残った、ちひろさんの言葉。
(正確ではないと思いますがこんな趣旨です)
いろいろと苦労が多くても、人に愛を注ぎたいと思うのが
大人になるということと思います。

彼女が半身不随の親御さんを抱え大変だった時期に書いた
文章でした。

彼女がかわいいもの好きだったということも行って
分かりました!
自分で作ったレースや刺繍のワンピースや結婚の前後で着て
いた服が写った写真。
かわいいもの好きだったの、絵に投影されている。
自分も久々に、かわいいものがかわいく感じられる
自分の中の女の「子」を発見する時間をすごしました。

rururu