ついたちもち

伊勢のおじさんから赤福のついたちもち(朔日餅)が届きました!
何だか疑心暗鬼だった自分でしたが、ちゃんと送ってきてくださった。
うれしい。
6月は麦のおもち。麦手餅
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毎月異なるという包み紙。素朴な麦の版画。
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あけると赤福の文字が。
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結構ボリュームのあるおもちが6個。
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包み紙の裏を見ると麦について。友達にきくところによると、二毛作の麦が収穫された後、稲を植えるそう。その前の収穫は麦秋というのですね。一般的に認識されているシーズンは初夏だけど、収穫のあるときのことを秋と呼ぶのでしょう。
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おもちの箱には麦の粉も入っていて、一言添えられていました。
雅味のある、麦かきをお召し上がりください、ということで。
家にあった三年番茶を煮出して、麦粉、お砂糖、ちょっぴりお塩を入れて混ぜました。何だか懐かしい味でした。

来月もお願いしたいけど、送ってくれるかなあ。
おじさん、疑ってゴメンナサイ!
犬rururu

なんともきもちよくだまされ?

先日書いた、伊勢のおじさん。
もらった名刺の名前を検索したら。。。
伊勢出身の阪神の有名な投手の名前でした。
(沢村投手と同じ時期、昭和11年、12年ころに活躍していた)
そこまでするか、と思ったけど、オノヨーコの手紙も捏造する
くらいのバイタリティがあるからそんなもんか。

後はお願いした赤福のついたちもちが届くか、というのが気がかり。

犬

気持ちよく。。真珠編

先週末は伊勢に友達と4人で旅行。
泊まった鳥羽や伊勢はすごいですね。まるで外国。
というのは観光を担う人たちの姿勢。

鳥羽に着くなり、駅で駅員かタクシーの運転手さんが
かぶるような帽子をかぶったおじさんが数名。
声をかけてきたおじさんは
「定期観光船より150円加えれば、時間はいつでも、
数十人の船だけど4人でもすぐ出すよ。」

電話番号をもらって外に出るとやはり同じような帽子の
おじさん2名。「どこ行くの?」
こんな感じで。。。でもごはんをまず食べたいんで。。
と言ったら教えてくれた貝焼きのお店。

とりあえず行って来ます!と行ったお店でお化けみたいな
大アサリを堪能。
(ごめん、でもおじさんのところに戻らなかった。)

翌日伊勢のお参りをしている途中、バスが行ったばかりの
バス停で待っていたら、「バスは何分前に出たの?」
「おじさん、こういう仕事しているんだけど(観光協会の
バッチをみせて)、会合があるから移動するんで車に乗せて
あげるよ。」

こちらもいい大人4人。ちゃっかりとしたメンバーで、じゃあ、
お願いしちゃおうか、と。

車の中で「どういう風に回っているの?」と聞かれ、ガイド
ブックを参考に回っていた経路を否定され。。。
「こういう順番じゃないんだ、あとここも行かないとだめだよ」

ご利益をただひたすら純粋に求めて旅に出た4人、よりご利益の
ある方法があるといわれれば、「ついていきます!!」

ちょっと歩きや公共交通機関では行きづらい月読宮。
あきらめていたところに連れて行ってもらいました。
そこはお願いをするところ、ということで熱心に祈る女性たちに
遭遇。
でも時間のない私たちは割りとパタパタ。

また車の中で「オノヨーコとか湯川れい子とか案内して礼状
もらった」
とかおじさんはのたまい、コピーの手紙を見せてくれた。
いちおう、へーって驚いた、私たち。

そのうち「伊勢の真珠の会社はどのくらいあると思う?」
クイズ。
前の日に訪ねた鳥羽の御木本の印象があって、鳥羽より
少ないと思っていたら「伊勢は問屋が2000もあるんだ」

「とても安くて御木本の10分の一くらいだけど、問屋
だから売ってないんだ」

とかいいながら、結局連れて行ってくれたHKパール。
問屋という割には店舗を構えて、人が何人も控えていた。

でも前の日にミキモトで真珠の質の違いによる値段の違いを
学んでいた私たち、納得の行く品質のものが思っているより
安いことでなんと財布のひもの固いと思っていた人まで買って
しまった。

私などはもともとそういうのに興味なく、でも押されれば
買ってしまう。そういうのに身を任せるのが気持ちがいいと
知っている。。(あとで苦しむのですが。)

おまけに最後申し出により、なんと!赤福のついたちもちを
買って送ってくれるとのこと!

朝3時半から並ばないと手に入らないおもちも地元で顔が
きくオジサンなら別ルートで手に入るそう。昨年8月に
10万円も買っていた領収書を見せてくれた。

ということで、私たちはすべて納得づく、時に真珠に眼が
くらんで時間がないのに真珠問屋に長居した私たちをみち
びいてくれたおじさんに、あやしいところ、いっぱいあり
ながら感謝しつつ伊勢を離れたのでした。
犬rururu



おいしかったもの

さて、まずは、ということもないのですが、私の旅の優先順位の第一番は何と言っても食。
で、ベスト3。無理やり。だって結構どれもおいしかったのでした。
だから食べ過ぎてエジプト腹になったのだし。

もう、まどろっこしいので一位から。

音量第1位 アエーシ!!クラッカー
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単独の写真は撮っていませんでしたが、シュワルマをはさんだこのパンのこと。他の形のパンもアエーシといい、この、間に挟めるパンはアエーシ何んとかとかいうのですが。香ばしくて、ふわふわしてて、それだけでもいくらでも食べられる。
国民食的な感じで。
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こうして頭の上に載せて運んでいる人、少年多数。何より、暗い窓口に皆行列して何の秘密のチケットを買っているんだ?という光景がいたるところで見られましたが、現地に住む友人に聞くとそれはアエーシを配給のような形で受け取れるところ、ということ。貧しい人でも最低限アエーシは配給されているということ。(配給もしくは割引券にて購入できるところ、ということで正確には調べてません。。)

作り方を聞きましたがメモするの忘れた。。

音量第2位 コシャリ!!
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これもきっと国民的、ファーストフード。
写真はテイクアウトしたコシャリ。米、マカロニの短いの、の上にトマトと玉ねぎの入ったソース、レンズマメや他の豆を煮たもの、写真にも見えるフライド玉ねぎをかけてくれ、私たちが買った(というか友達の運転手さんが連れて行ってくれたのですが)店ではすっぱいカルシャッタ(唐辛子の入ったもの)の二つのたれをビニール袋に入れてつけてくれました。
とにかくオニオンの香ばしさが利いていて、おいしかった。なんというか懐かしい味。B級グルメとでも言えばいいのでしょうか。簡単な材料と味付けで、なおかつ安く。(買ったものは中サイズ2つで2.5エジプシャンポンド=50円強)いつまででも食べ続けていたい、味でした。
後日偶然又同じお店に遭遇して今度は店内で、地元の男の子に食べ方を教わりながら食べたのも思い出。

日本のラーメン屋さんのようなもので、屋台から始まってお店を構え、ブランド戦略がうまくいったところはチェーン店に、という図式があるそう。(by現地某日系新聞記者)

音量第3位 えーっとむずかしいですね。おいしいものはいっぱいあって。。
列挙になっちゃうな。
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この緑の、写真の手元がぶれていてよく分かりませんね。
そうですね。緑!。としておきましょう。

写真で揚げているのはターメイヤ。エジプトの空豆を細かく刻んで他いろいろ混ぜて?揚げたもの。断面がきれいな緑色です。
あとモロヘイヤを細かく刻んで、たっぷりのオイルとにんにくをいれたモロヘイヤスープ
おいしかったです。友達がメイドさんに頼んでくれておうちでご馳走になったというのもまたおいしい有り難い気持ちでした。

他にもあげたいものはたくさんありますが、次点としてナスでつくったペースト、ババガヌーク。これはアエーシ(パン)につけて食べるのですが、日本にいるときから予習していました。
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一番手前の。(この写真はカイロマリオットホテルのもの。左にはターメイヤ、右にはライスとコフタ(ひき肉の一品)が見えます)

食べ物については尽きないので、また続きを書くと思います。

明日はお休みなので、家にあるもので、コシャリとレンズマメのスープを作ろうかなあと思います。

犬rururu

ふぇーーん

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これはハン・ハリーリというみやげ物やさんが集まった路地で、同行の友達が買ったもの。
素敵でしょう?
砂漠の民(ベドウィン)が大切に使ってきたアンティークをそのお店のおじさんがおろしてもらったもの。
黒くなっているシルバーもアンティークならでは。
黒いとっくりのセーターを着る彼女にとても似合ってました。素敵。

で、なぜふぇーん、かというと。。。
私も15年位前、モロッコに行った時、アクセサリーではありませんでしたが、アンティークの箱(円形になっている側面はブレスレットにもなる。同様な貴石がはめ込まれていました)などを買ってきていたのでした。

でも、この前の引越しのときかこの年末の何でも捨てちゃえキャンペーンで捨ててしまったようで。
これを見てとたんに惜しくなったのでした。
そのときは他にも旅の思い出を象徴するものを捨てていました。うーん、心の中に残っていればいいんだ!と思いつつも残念。

はああああ。もったいなかったなあ。
今回土産物屋で買ってきた香水瓶を、木に象牙を埋め込んだような家に前からあったインドのテーブルの上に並べながら、ここに飾ればよかったなあとまだ未練たらしくつらつらと。。。
犬rururu
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